「そば」と健康
「そば」には、ビタミB1、ビタミンB2、ビタミンDや、カリウム、マグネシウム、鉄、亜鉛などのミネラル。それに、ポリフェノールのルチンが多量に含まれていて、その健康食としての優れた効果は良く知られています。
仏典の中でも「そば」を用いた民間療法として、「腰痛」「不眠症」「高血圧」「動脈硬化」「便秘」などに効果があると記されている程です。
また、白米に欠けているビタミンB類や鉄分を多く含むので、白米の〝捕食〟として一日一食を「そば」にする事は健康上おすすめできます。
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「そば」とルチン
ルチンとは、ポリフェノールの中でもカテキンやタンニンなどと同じフラボノイドの一種で、「そば」独特の色味を出している色素成分です。
「毛細血管の強化」「血圧を下げる」「血糖値を下げる」などの効果が認められていて、昔から「蕎麦好きは脳溢血になりにくい」と言われる所以であると考えられます。
「そば」の中でも殻に近い部分に多く含まれていて、蕎麦粉の中でもソバの実を余すところ無く丸ごと粉にした〝挽きぐるみ〟には特に多量に含まれています。
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